「ウェルスナビ」と「ウェルスナビ for SBI 証券」は何が違うの?

ウェルスナビの公式サイトを見ていると「ウェルスナビ for SBI 証券」の存在に気付く人が多いのではないでしょうか。

しかし、SBI 証券のサイトを見てもどこが違うのかが書かれておらず、どちらから申し込めば良いのかがよくわからないですよね。

そこで、この記事ではウェルスナビの公式サイトとウェルスナビ for SBI 証券のどちらから申し込むのが良いか、解説します。

ウェルスナビと SBI 証券の関係

SBI ホールディングスは 2016 年 10 月に、100%子会社である SBI インベストメントが運営する FinTech ファンド等を通じ、ウェルスナビに出資したことを発表しています。

これに加え、ウェルスナビと業務提携をしたことも発表しました。ウェルスナビにとっては SBI 証券が抱える約 360 万の顧客にアプローチできることは魅力だったことでしょう。

また、ウェルスナビは SBI 証券だけでなく住信 SBI ネット銀行とも提携しているため、「ウェルスナビ for 住信 SBI ネット銀行」もあります。

ウェルスナビとウェルスナビ for SBI 証券の違い

ウェルスナビは、ウェルスナビのアプリや公式サイトから申し込むこともできますし、SBI証券のサイトから申し込むこともできます。

どちらから申し込んでも大差はありませんが、投資初心者は意識して選んだほうが良いかも知れません。両者の違いを一覧にすると以下のとおりです。

ウェルスナビ ウェルスナビ forSBI 証券
最低投資金額 10 万円 30 万円
投資対象 米国 ETF 米国 ETF
信託手数料 3000 万円まで 1.0%、3000 万円を超える部分 0.5% 3000 万円まで 1.0%、3000 万円を超える部分 0.5%
取引手数料 無料 無料
長期割 ×
DeTAX
マメタス
GAIA コンサルティング ×

ウェルスナビ公式サイトはこちら

最低投資金額の違い

ウェルスナビの公式アプリやサイトから利用する場合は 10 万円から投資が可能なのに対し、ウェルスナビ for SBI 証券から申し込む場合は 30 万円からになります。

投資経験がないのでなるべく少額から始めたいという人にはウェルスナビの公式アプリ等を利用するのが良いでしょう。

なお、ウェルスナビの口座を開設してから「マメタス」というサービスを利用すると、1 万円から投資を始めることができます。マメタスとは日々の買い物から出るおつりを投資に回すサービスです。

マメタスの利用にあたっては、あらかじめ 100 円、500 円、1000 円の 3 種類から「おつり設定」を行います。たとえば 100 円と設定したときに 80 円の買い物をすると 20 円が投資に回るという仕組みです。この投資は月に 1 回行われます。なお、マメタスを利用するに
はクレジットカードが必要です。

また、マメタスでは毎日自動で定額を積み立てる設定もでき、100 円、500 円、1000 円の3 種類から選べます。こちらを設定しておけばいつの間にか投資額も積み上がり、投資に慣れてくるでしょう。それからウェルスナビで本格的な投資を始めても良いかもしれません。

ウェルスナビ公式からなら「長期割」がある

ウェルスナビには「長期割」という手数料の割引サービスがあります。長期割とは、「長期割判定額」が 50 万円以上あるときに信託手数料を割り引くものです。

長期割判定額とはウェルスナビに投資している残高と考えれば良いでしょう。

手数料は 3000 万円までが 1%、3000 万円を超える部分は 0.5%ですが、長期割はこのうち3000 万円までの金額に適用されます。判定は半年ごとに行われ、長期割判定額が 50 万円以上 200 万円未満なら 0.01%、200 万円以上なら 0.02%ずつ手数料率が下げられます。手
数料率は最大で 0.9%になるまで下がります。

仮に長期割判定額が 1000 万円で、手数料率が 1%から 0.9%に下がれば 1 万円の割引になるということです。わずか 1 万円なので大きなメリットとは言えませんが、ないよりはいいですね。

なお、この長期割は、ウェルスナビ公式アプリ等から申し込まないと適用がありません。

そのため、長期割を利用したいならウェルスナビ for SBI 証券からは申し込まないようにしましょう。

ウェルスナビ公式サイトはこちら

ウェルスナビ for SBI 証券から申し込むと GAIA コンサルティングが受けられる?

これははっきりしないのですが、ウェルスナビ for SBI 証券から申し込むと「GAIA コンサルティング」という会社のコンサルを受けられるようです。

SBI 証券が主催するインターネットで告知を行った「ウェルスナビ for SBI 証券」に関するセミナー等に来場した人に対して GAIA がコンサルを行うということのようです。しかし、記事執筆時点で開催された形跡が SBI 証券のウェブサイト内にありません。

なお、このコンサルティングは基本的に富裕層向けのサービスと位置づけられています。多額の資産をウェルスナビで運用することを考えているなら、ウェルスナビの運営会社かSBI 証券に問い合わせて確認するのが良いでしょう。

参考:「WealthNavi for SBI 証券」の対面サービス開始のお知らせ|SBI 証券

投資初心者はウェルスナビ公式アプリ等から利用するのがおすすめ

あなたがもし投資の初心者なら、ウェルスナビの公式アプリ等で口座を開設し、マメタスを利用した投資が始めやすいでしょう。

ところで、つみたて NISA という名前を聞いたことがある人も多いのではないかと思いますが、一般 NISA は廃止される予定なので、金融庁はつみたて NISA を推奨していると考えられます。

金融庁が積立による長期投資を推奨するのは検討の結果、長期積立投資は損失が生じるリスクが低いと判断しているからのようです。

ウェルスナビの最大のメリットは、投資をするうえで手間がほとんどかからないという点です。ウェルスナビならわずかな金額で始められ、ノーベル賞受賞者が提唱する現代ポートフォリオ理論という高度な投資理論に基づいた投資ができます。少額ならリスクも低いので、迷っているくらいなら実際にやってみることをおすすめします。